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格安で行く函館旅(+箱館奉行所の歴史)

  • 2020年8月12日
  • 2020年8月14日
  • 未分類

今回は、「あ、明日函館行こう」って感じの弾丸で山形〜函館1泊旅をした時の旅費を安くした方法と、ここは一見の価値あり!の場所をご紹介したいと思います。

交通

山形からは車で青森まで行き、青森からはフェリーで函館まで行きます。

ここで、青森⇄函館のフェリーは2社あり、金額や設備が全く異なります!!

今回は行きと帰りで2社とも使ってみましたが、実際1万円も違いましたので、何を重視するかで選び分けると良いかと思います

①津軽海峡フェリー:料金高い代わりに設備良く新しい船です! 私が乗ったのは8/11(お盆の料金高い期間)で、6m以下の車1台に大人3人で、¥32,000 https://www.tsugarukaikyo.co.jp/fare/fare_route1/

こちらは高いだけあり、新しい旅客室が沢山あり、売店なども船の中にあります。ワンちゃんと一緒にいれる個室等もあり、フリーWi-Fiもあるので便利!近代的!

②青函フェリー:安い!Webページ見せると割引価格で購入も可能‼︎ 代わりに船は古く、人もあまり乗せられない様でした。私が乗ったのは8/12(お盆の料金高い期間)で、6m以下の車1台に大人3人で、¥22,000 http://www.seikan-ferry.co.jp/coupon/

こちらは「昔船に乗ってた人達ってこんな感じの体験をしてたんだろうな〜」という、昔ながらの船を体験できる感じです。津軽海峡フェリーの様に近代的でも綺麗!って感じでもない+Wi-Fiも無いので、辛い方は辛いかもしれませんが、1万円も異なるとなると、、私はこちらを選びますね笑

宿泊

函館港湾 福利厚生会館:素泊まり¥3,150です!清潔だし、五稜郭にも駅前にも車で5〜10分の距離なので「安さ重視‼︎」って方にはお勧めです✨http://d51498.com/hotel/138410363

観光(行くべき‼︎って所)

五稜郭:ここ見る為に皆さん函館来たんですよね⁈って所。函館観光のハイライトではないでしょうかw

五稜郭が築造されたのは幕末1864(元治元)年、
日本最初の開港地である函館に江戸幕府が役所として(北方防備を考慮し)造った星形の西洋式城郭です。
星形の土塁と堀囲まれ、中央に箱館奉行所が配置されています。

箱館奉行所:五稜郭の中にあります。近年当時の姿にかなり忠実に復元され、必見です‼︎‼︎

●箱館奉行所の歴史
18世紀後半、鎖国中の日本海沿岸に外国船が頻出する様になります。特に南下政策を引っ提げたロシアとは蝦夷地(北海道以北)での接触が重なり関係が悪化、これに対応する為1803年に幕府は箱館の港が見渡せる場所(現元町公園)に奉行所を建てる事にしました。
日露関係の良好化や漁港の開拓などを行った後、1821年に一旦その役割を終えます。

そして1853年、浦賀にペリー艦隊が来航、翌年1854年の日米和親条約をもって下田と箱館の開港が決定されました。

ペリー艦隊は同年4月に箱館に入港しました。翌月ペリーが去ると幕府は奉行所を30年以上ぶりに復活させ、蝦夷地全領土を幕府の管轄下とします。

しかしその時、奉行所は函館山の麓、港から大砲を打たれたら届いてしまう程無用心な場所に立地していた為、この移転が計画されます。
移転先で築城計画において、その設計を担った武田斐三郎は、1855年に箱館へ入港したフランス軍艦より贈呈されていた築城術が書かれた書籍を参考にしていました。
箱館に入港する外国の軍艦は大砲が充実していたので、それに対応するため西洋各国で採用されている築城術を参考に、西洋式土塁の方法で役所を築造する必要があると考えたのでした。
そうして1864年に完成したのが現存する星型の城郭、五稜郭です。

開港場となった箱館には、各国の領事館が置かれましたので、奉行所は開港にともなう諸外国との応接、外交交渉(+蝦夷地の海岸防備、蝦夷地統治の為の拠点)とされ、外国との重要な窓口となりました。

1867年、大政奉還が行われ、翌年1868年には旧幕府脱走軍に五稜郭は占領され箱館戦争(榎本武揚を総裁とし、新たな国を作ろうとした戊辰戦争最後の戦い。土方歳三が戦死した事でも有名ですね)へと進んでいきます。

1869年箱館戦争後には明治政府の管理下になり解体されてしまいます。

実際に役所として使われたのは4年程、その後は箱館戦争で旧幕府軍の拠点となり、箱館戦争の後解体されました。
歴史が大きく動いたその時、その場所に7年間のみ存在していた貴重な建物という事になります。

そして2010年、長き時を経て、日本中の職人達の技術を集結させた当時を忠実に再現した奉行所が復元されました。
現存は当時の建物の1/3が復元され、見る事ができます。

六花亭:五稜郭駐車場に隣接する有名なお菓子屋さん。カフェも中にあり、クオリティ高くかなり美味しいのに安い‼︎なんだここは…とプチ感動しましたw 地元常連のお客さんも多く、お土産買うにもカフェするにもお勧めです✨

函館山:夜景で有名ですが、朝イチに車でガーっと登って行っても爽快です。ここも函館来たなら行った方が良い!!

赤煉瓦:駅前から函館山に行く途中に寄れます(奥に見える山が函館山)。北海道お土産はここに様々なものが集結していて、小樽の様な綺麗な風景も楽しめるので、女性はココ好きだな‼︎ってスポットですw

海鮮丼やジンギスカン、寿司にビアホール、そしてB級グルメで有名なハンバーグや焼き鳥弁当の店等もここに集結してるので、食べるものにも困りません♪

朝市:朝の6:00〜やってる店も多く、海鮮丼のどんぶり横丁があり朝ごはんスポットとして人気です。(※しかし函館は海鮮丼は安くはありません…平均¥1,500〜高い所だと¥4,000程とるところもあります。) お土産様のイカの塩辛や昆布、つまみ等を買っていくには市場は良いかと思いますが、「海鮮丼が安そうだから」という理由でくると的外れになってしまうのが残念な点かと思います…

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